お花簪

かんざしの修理を頼まれたので、ガラスの欠けた部分を削り直しました。

ガラスのかんざし

学生時代からかんざしに憧れがあり、好んで作っています。
長い髪を簪で結った姿は、私にとって一番女性らしさを感じます。
初めは棒の部分もすべてガラスで作っていました。
光の反射がとても綺麗ですが、重くなるので落としやすく、実用的ではありませんでした。

ガラスのかんざし

そこで、棒の部分を木に変更したのですが、木が軽すぎて、ガラスとのバランスが
悪くなってしまいました。

ガラスのかんざし

次は金属に変更しました。
1本足、2本足と使い方もいろいろです。

ガラスのかんざし
ガラスのかんざし
ガラスのかんざし

このタイプが一番使ってみてしっくりきました。
金属が柔らかいので、頭にさすと自然に頭の形に変形してフィットします。

慣れれば落とす事も無いのですが、とはいえ一度落としてしまえば、
場合によってはガラス部分は欠けてしまいます。
割れ方にもよるのですが、少しの欠けでしたら、
形や大きさは多少変わりますが、加工し直して修理可能な場合もあります。

少し欠けてしまった場合など、諦めずに
一度相談してみて下さい。


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