江戸ガラス6 おわり

普段は、調合されたガラスの粉の原料を業者から袋の状態で購入し、
溶解炉の壺にいれて、熱して溶かしたガラスを使用しているのですが、
今回、原料の採掘からガラスになるまでを経験してみて、
昔の人のガラス作りの苦労と情熱が身に染みました。

しかし、あのキラキラの物体ができるのであれば、
そんな苦労も吹き飛んでしまいます。
みわくの物質です。
つくづく、ガラスは化学の世界だと思います。

悠久の時を経て受け継がれているガラスづくりに
ほんの一瞬でも関わることができるのは
とても嬉しいことです。

江戸ガラス

ガラスつぼ

江戸ガラス

可児の工房には今までの苦労の証がいろいろ展示されています。
この講座も毎年開かれていますが、マイナーであまり知られていないよう。
こんなにおもしろいのに。

おしまい

江戸ガラス


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