今年の夏は、針に大変お世話になった。
鍼灸院での針。

初夏にはガラスの加工中に手を切り、4針縫った。
昨日は祖父は転んで足を切り、11針縫った。

そしてテレビのインタビューで探検家の関野吉晴さんが言っていた。
「マッチ、ナイフ、釣り道具、そして針と糸があればツンドラを旅する事ができる」

北度60度以上の極寒の地で、人類が住めるようになったのは、針の発明があったからで、
羽織るだけだった防寒具が、裁縫によって密閉できるようになり寒さに対応できたらしい。

ざっくり切った手の傷も、針と糸のおかげですっかり回復した。


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